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事業者要望専用窓口への要望提出状況

事業者要望専用窓口への要望提出状況

公開:2025/9/27 02:09

日々の事業運営の中で、「なぜこの自治体とあの自治体で手続きが違うの?」「また書類を作り直し…」と感じたことはありませんか?実は、その声は確実に国に届いています。

1,331件〜事業者の切実な声が集まった

厚生労働省が設置した「事業者要望専用窓口」に、令和6年1月から令和7年6月までの約1年半で、1,331件の要望が寄せられました。様式、法令、システム、提出方法など多岐にわたる内容から、事業者の皆様が様々な場面で課題を感じていることが伺えます。

要望の内訳はこうなっています

要望は大きく5つのカテゴリーに分類されています:

  • 法令・条例に関する要望: 444件

  • 様式・添付書類に関する要望: 356件

  • システムに関する要望: 283件

  • 提出方法に関する要望: 200件

  • その他: 48件

特に注目すべきは、地方公共団体への要望のうち174件が「ローカルルール」(自治体独自の運用ルール)に関するものだったという点です。

事業者が最も困っている3つのポイント

厚生労働省の集計結果から、事業者の皆様が特に困っている点が明確になりました:

1. 自治体ごとの制度運用のバラつき(153件)

「A市では認められるのに、B市ではダメ」という経験、ありませんか?

具体的な要望例:

  • 受給者証の発行日が自治体によって異なる(毎月1日付のみ vs 月途中でも可)

  • 「直接処遇職員」の定義が自治体ごとに違う

  • 児発管のみなし配置における「やむを得ない事由」の解釈がバラバラ

2. 書類提出の電子化・ペーパーレス化(144件)

郵送、FAX、メール、専用システム…自治体によって提出方法が異なり、事務負担が増大しています。

現場の声: 「月に40前後の自治体に計画書を郵送している。デジタル化できれば支出も手間も大幅に削減できるのに…」

3. 提出書類の削減・省略(110件)

「なぜこの書類が必要なの?」「同じような書類を何度も…」という声が多数寄せられています。

改善要望の例:

  • サービス管理責任者配置のための実務経験証明書の提出を不要に

  • 研修受講時に確認済みの内容を再度提出する必要性への疑問

ローカルルールの実態:全国統一が急務

資料に掲載されているローカルルールの実例を見ると、事業者の皆様の苦労が手に取るように分かります:

様式の標準化について

「運営規定や重要事項説明書、契約書は自治体によって全てフォームがあるところも。基本部分は全国共通にして、各事業所で加筆する形にしてほしい」

押印の取り扱い

「自治体ごとに押印の要否が違うため、効率的なDX化が進まない」

計画書の締め切り

「サービス等利用計画案の締切日に自治体によりばらつきがある。月の中旬を締切とされると、訪問対応が月初めに集中し困っている」

国の対応状況:着実に前進している!

朗報もあります。1,331件の要望のうち:

  • 国への要望: 76件が既に対応済み、185件が対応中

  • 地方公共団体への要望: 195件が対応済み、312件が対応中

※「対応済み」=既に簡素化・利便性向上に係る取り組みを行っている要望
※「対応中」=現在、取り組みに関して検討を行っている要望

つまり、約半数近くが既に対応済みか対応中という状況です。皆様の声は確実に届き、改善につながっています。

事業者の皆様が今できること

1. 積極的に要望を出す

厚生労働省の事業者要望専用窓口は引き続き稼働しています。「これは改善してほしい」と思ったら、遠慮なく要望を出しましょう。

2. 自治体との丁寧なコミュニケーション

ローカルルールには自治体なりの理由があることも。疑問点は積極的に確認し、必要に応じて柔軟な対応を相談してみましょう。

3. 専門家のサポートを活用

複数の自治体にまたがる事業展開や、自治体ごとの違いへの対応は、行政手続きに精通した専門家のサポートが有効です。

行政書士としてお手伝いできること

当事務所では、障害福祉サービス事業者の皆様の実務負担を軽減するため、以下のサポートを提供しています:

✓ 複数自治体への指定申請・変更届の一括代行
✓ 自治体ごとの要件の違いの整理と対応方針の提案
✓ 各種書類作成の効率化支援
✓ 実地指導対応のサポート
✓ 最新の制度改正情報の提供

まとめ:変化の波に乗り遅れないために

今回の調査結果は、障害福祉サービスの手続きが「標準化・電子化・簡素化」の方向に確実に向かっていることを示しています。

しかし、実際の改善にはまだ時間がかかります。その間、事業者の皆様は:

  1. 変化する制度への対応

  2. 自治体ごとの違いへの対応

  3. 本来の支援業務への集中

これら全てを同時に実現する必要があります。

「事務作業に追われて、利用者支援に集中できない」
「自治体ごとの違いに振り回されている」

そんなお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。障害福祉サービスに精通した行政書士が、皆様の事業運営を強力にサポートいたします。

この記事は厚生労働省Webサイト:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/seisansei/madoguchi.html に提示された資料を元に起稿しました。

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